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By 夢乃 咲道








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更新情報!

2024年2月24日

*表題詞変更*



≪ 更 新 履 歴 ≫
*詳しくは「更新情報」をご覧下さい






11月25日の更新

表題詩を変更しました












 ≪  道  ≫




目的地を決めて歩き出す人
それよりも、とりあえずはと歩き出す人

それは人それぞれのタイプで違うのかも知れない


”私はどっちのタイプだろう?”

自問自答してみる


性格的には
目的地を決めて
十分に準備をしてからじゃないと
歩き出せないタイプなんだ

しかも
一度、こうと決めた道を
途中で
簡単に変えてしまうのは良しとは出来ない


自分でも面倒な性格だと思う事が有る


「そんな事はどっちでも良いじゃないか!
 大した問題じゃないさ。
 人生をそう急いだところで
 到着するのにいったい何分違うって言うんだ?
 例え、回り道をしたって
 そのおかげで、もしかしたら
 新しい景色が見えるかも知れないじゃないか?
 気になった場所があったら
 寄り道するのだって悪くはないぜ」

そう言う自分と、そうは出来ない自分がいる



散歩をしていると色々な人とすれ違う

一人で黙々と歩いている人
仲良く歩いている老夫婦
ジョギングをしている人
犬の散歩をしている人
知り合いとバッタリ会ったのか
そのままその場で話しこんでいる人


あの人達はどんな人生を歩んできたのだろう?

ふと想像してみる


何本もの小説や映画になるほど
波乱万丈な人生だったかも知れない

平凡な淡々とした人生だったかも知れない

それがどんな人生だろうと
長い人生の中には
小さな波風のひとつやふたつくらいは
立った事もあったに違いない

どの人生を辿れば後悔をしないで済んだだろう?

いや
それでも後悔などした事は無かったであろうか?



無意味な人生など無い
人生には決まったレールも無い

どんな人が歩いても
そこに道は出来るもので
その道が
平坦だろうと凸凹だろうと山道だろうと
それは他人が心配すべき事じゃない

どう歩くかは自分が決めれば良い


「何故、山に登るのかだって?
 そこに山が有るから登るんだ」

登山家に言わせれば、そういう事らしい


そんな風に

”ただ、ここに人生が有るだけ”

それで良いのかも知れない

昨日が有って
今日が有って
そして多分、明日も有る

そんな積み重ねが出来れば
それで良いのかも知れない

目的や動機
そんなものは後から付いて来ても良いのだろう



一歩、一歩、歩く

どの”一歩”が欠けても目的地には辿り着けない

だけど
その事だけ覚えていたら
どんな歩き方をしたっていつかは目的地に着けるよね







     夢の樹舎 管理人 夢乃咲道のブログ




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