人には
愛することで幸せを感じる人と
愛されることで幸せを感じる人がいます

もし
自分がどっちのタイプなのか解らなければ
ペットを飼ってみると良いでしょう



犬との生活に喜びを感じる人なら
あなたは愛されることで喜びを感じるタイプです

もしくは
愛した分だけ愛されたいタイプです

犬はどんな時でも
忠実にあなたの傍にいてくれます

愛した分だけ
あなたに尽くしてもくれるでしょう

寂しい時も
きっとあなたのことを慰めてくれるでしょう



猫との生活に喜びを感じる人なら
あなたは愛することで喜びを感じるタイプです

もしかしたら
少しだけ自分に酔う傾向がある人かも知れませんね

猫は必ずしも
あなたの傍にはいてくれないかも知れません

どんなに愛しても
振り向いてもくれないかも知れません

それでも何処かで繋がっていること
それが愛なんだとあなたは納得出来るはずです




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人は子供を持って初めて
愛には無償の愛もあるんだということを知ります

人は親になって初めて
どんなに親に愛されていたかを実感として理解します

愛すること
愛されること

求めること
求めないこと

抱きしめること
敢えて突き放すこと

形は違っても普遍なもの
それが愛だと自信を持って言えるようになるのです


ただ
哀しいことですが
今の時代は
求めることばかりで
愛することの喜びを知らない人が増えている気がします

自分だけを愛することしか出来ない人
自分の権利だけを振りかざす人
自分の快楽が何より優先されるべきだと考える人
そんな人が増えている気がします

もちろん
自分を愛することや
自分の正当な権利を主張すること
時には自分の快楽を求めたって
それ自体はちっとも悪いことだとは思いません

しかし
それだけになってはそれは単なるワガママです
ただの自己中です


時折テレビで観る
野性動物の親子愛に感動をしてしまうのは
それが子孫を残そうとする本能からだとしても
純粋な愛がそこにあるからなんでしょうね

厳しさと優しさ
そして、生きる為の強さや逞しさ
そんな普遍的な愛がそこに見えるからなんでしょう

それはもしかして
今、人間が失いけかけているものなのでしょうか?



































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