出会いの数と別れの数








様々な出会いと別れを繰り返して今に至る


中には
憂鬱な出会いや
清々とした別れも無かった訳ではないが

時に
今でも胸に重くのしかかる別れもあった


切ない別れ
悲しい別れ
苦しい別れ
辛い別れ


望むと望まないとに関わらず
人生の渦に巻き込まれ
そして結果として
様々な別れがあった

後悔もたくさんした


ただ
ひとつだけ救いが有るとしたら

それは

”別れの数は決して出会いの数以上にはならない”

と言う事だろう


出会いの数だけ別れは有ると言うけど

どんなに悲しく苦しく辛い別れを重ねたとしても
少なくとも人生の上では
それ以上に多くの出会いをしているものなのだ


人生はとどのつまり
足して引いてチョンチョンなのでは有るが
今、生きているこの時点では
出会いの数の方が別れの数より多いと言う事になる


そう思えば少しは前向きになれるではないか

例え
それが気休めだとしても

そう思えば
少しは希望も沸いてくる
































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