出会いと別れ






様々な出会いと別れを繰り返して今に至る


50代も中盤にさしかかってきている今にして思えば
中には
憂鬱な出会い
せいせいした別れも無かった訳ではないが
時に
今でも胸に重くのしかかっている別れもあった


切ない別れ
悲しい別れ
苦しい別れ
辛い別れ


望むと望まないに関わらず
人生の渦に巻き込まれて生きて来た

そして、そこには様々な別れがあった

後悔もした


ただ、救いがひとつだけ有るとしたら
それは

”別れの数は決して出会いの数以上にはならない”

と、言う事だろう


出会いの数だけ別れは有ると言うが
逆に言えば
別れの数は出会いの数よりは
決して多くはならないと言う事なのだ

どんなに悲しく、苦しく、辛い別れを重ねても
少なくとも
それ以上に多くの出会いをしているものなのだ



「人生はとどのつまり、足して引いてトントン」

と、言うけれど

今、生きていると言う事は
その時点では出会いの数の方が多い事になる

そう思えば、
どんな別れがあったとしても
少しは前向きになれるではないか

例え、それが気休めだとしても
そう思えたら、少しは希望が沸いてくる






























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