初 恋




幼い頃の初恋の相手と
やがて大人になり結婚をして
そして
生涯、お互いに相手だけを想い合い添い遂げる


そんな人って、どれだけいるんでしょう?


そもそも
そんな人っているんでしょうか?



ある人は言うでしょう

「そんな相手に巡り合えた一生なら
  何物にも代えがたい幸せな人生だ」と


でも、ある人は言うかも知れません

「一生に1人の相手しか知らないなんて
  何て寂しい人生なんだろう」と



あなたはどう思いますか?



でも、ほとんどの場合は
そんな心配もする必要が無いのかも知れません


なぜなら
初恋って実らない事の方が多いのですから




初恋

それは
初めて片思いを知った瞬間でもあります



その思い出は
時に甘く
時に酸っぱく
そして
時にほろ苦さが同居しています



初恋は実らない

それが故に
初恋は
いつまでも美しい思い出として
記憶に残るのです




そして一方

現実は
理想通りにはいかない事の方が多いのです


現実の生活とは
理想やキレイ事ばかりではありません


初恋が恋愛に変わった瞬間に
それは現実に変わります


それが純粋であればあるほど
理想と現実の狭間で苦しんだりします


それを乗り越えた時に初めて
最初に書いた2人のように
なれるものなのかも知れません




皆さんは初恋って覚えていますか?

多分
ほぼ全ての人は覚えていると答えるでしょう


では
自分の初恋話を他人にした事はありますか?


おそらく
ほとんどの人は話した事は無いと答えるでしょう



自分の心の奥にだけ留めておくから
初恋って
いつまでも美しい思い出として
存在出来るモノなのでしょう




では、初恋の人に会いたいですか?


初恋の時期にもよるでしょうが
それが小学校、中学校の頃であるとして

卒業して10年以内なら
ほとんどの人は会いたいと答えるでしょうね


でも
卒業して30年以上経っているなら・・・


会わないでおいた方が
幸せな記憶のままでいられる事でしょう






























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