言 い 訳
現実として
社会の中では<真実>を話すことが
全て相手の為になるのか?
と、いうと
必ずしもそうではない場合もあります
”嘘も方便”
と、いう言葉もあるように
時には
敢えて<真実>を話さない方が
相手にとって良い場合もあります
<真実>が相手の心を開くこともあれば
<嘘>が相手の心を
癒したり慰めたりすることもあるのです
それでは
<言い訳>
と、いうのは
全部が全部<嘘>なのでしょうか?
少しは
<真実>なのでしょうか?
それとも
あくまで
単に
自分に都合の良い<詭弁>なのでしょうか?
”誤解を解きたい場合”
”謝りたい場合”
或いは
”自分を正当化したい場合”
僕らは<言い訳>をします
そしてそれは
”相手の為”と、言いながら
実は”自分の為”だったりします
逆に
相手の<言い訳>を言い訳だと解っていて
それでも敢えて逆らわずに受け入れたりもします
それは優しさなのでしょうか?
それともただの臆病なのでしょうか?
失敗をした時の言い訳
時間に遅れた時の言い訳
それは自分を繕う為の<言い訳>
ちょっとしたケンカの時の言い訳
別れる時に使う切ない言い訳
それは多分
相手を傷つけない為の<言い訳>
<嘘>は時々
潤滑油になったりもします
あくまで時々ですが・・・
なら、<言い訳>はどうなんでしょう?
<言い訳>と<嘘>
あなたなら
どっちを許せますか?
それとも
どんな言い方をしたとしても
<言い訳>も<嘘>も
相手をごまかすという点では同じです
やっぱり、どちらも許せないでしょうか?