自画自賛?









自分で言うのも何ですが


私は「0」から文章を生み出すより
誰かの言葉に対して
応じる言葉を紡ぎ出す方が
もしかして向いているのかも知れません


例えば

誰かがふと発した言葉にインスパイアされて
言葉が降りてくる事があります

そのネタ元は
仕事中に聞いているラジオだったり
普段、何げなく会話をしている娘らだったり

様々ではありますが


例えば

誰かのブログへのコメントで
時々

「おー、我ながら何て良い文章なんだ!」

思わず自画自賛する事しばしば(笑)

時には

「もったいないから
 これは次の自分の文章に取っておこう」

と、一度書いたコメントを削除して
別なコメントに書き直したり?

(おいおい(笑))


学生時代は
さほど
文学青年を気取っていた訳ではありませんが
確かに本の虫ではありました

特に大学時代は
四畳半一間のアパート暮らしで
テレビも無い生活でしたので
ヒマがあれば本屋に通って小説を買い漁り
一週間で五冊を読破なんて事も
決して珍しい事ではありませんでした

(ジャンルも純文学からSF小説
 推理小説・ノンフィクションと雑食系?)


自分で詩を書くようになったのは
高校時代で
悪友達をバンドをやるようになってから

世はまさにフォークソングの全盛時代
御多分に漏れずと言う奴でした


その後、社会人になり
周りの友人達が結婚をし始めると
ここで私にとっての転機が訪れたのです


それは何かと言うと
友人の結婚式の”栞”です


良くありますよね

新郎新婦のプロフィールだとか
お礼の言葉
はたまた
二人の馴初めがどうだったとか
なんて言うのが紹介してある小冊子です

皆さんも披露宴の始まる前や
仲人や来賓の長い挨拶なんかの間
ヒマを紛らわせるのに読みますよね?(笑)


この手のモノは
大概アンケート形式になっていて

・初めて出会った場所は?
・お互いの第一印象は?
・初めてのデートの場所は?
・初めてキスをしたのはいつで何処?
・プロポーズの言葉は?
・子供は何人欲しいですか?
・もし相手が浮気をしたらどうしますか?
・結婚をしたら相手に望む事は?

まぁ、こんな感じでしょうか?

それに対して
新郎新婦が答えているというものですが

これだけじゃ
何だか有りがちで面白くないですよね?

(面白い必要があるかどうかはともかく)


ある時
私に発起人を頼む無謀な友人がいまして

それで
私が栞を担当する事になりました


この私が作るからには
まとも・・いや、普通になる訳がありません!?


そこで遊び半分で

(おいおい)

二人の書いた回答を元に
有る事、無い事?をデッチ上げ

(私にすれば単なる脚色)

A4用紙の1ページ分を使って
新郎新婦の出会いから結婚式に至るまでの
壮大なドラマを書き上げたのです!


言ってみれば
これが私のショートストーリーの原点?


ご年配の親族の方々にとっては
大ヒンシュクだったのかも知れませんが
一部の友人達にはとってもウケまして

(単なる自画自賛?)

それに気を良くした私は
その後も何度か書かせてもらいました


もしかしたら
私には作家よりも脚色家の方が
才能があるのかも知れません

(あれ? 脚本家じゃないのかい?)

いや、脚色家です

(それって、ただ適当なだけじゃないの?)

いやいや、脚色です!

(って、誰と話してるの?)

独り言です(笑)

(また、妄想かい?)

なんの、なんの!


あー
またそう言うの書いてみたくなったなぁ〜

誰か結婚しません?

その時はぜひ
私に無い事、無い事を書かせてみませんか?

(それって全部ウソじゃん!)

いやいや、脚色です♪

結婚式が無いなら
そうね〜
離婚式とか・・・?

そうそう!

履歴書なんてどう?

(おいおい!)


自分で言うのも何ですが
心の中で悪魔が囁いた時の私は
とっても楽しい文章を書けるんですよ

ムフフ♪


試しにいかがですか?



































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