紙 一 重








賢いのとズルイのって紙一重かも知れないね


好感の持てる聡明な賢さも
それが計算だとしたらズルイ人だよね

何かをする時も損得計算が働いて

どれが損か?
どれが得か?

誰についたら損か?
どっちだったら得が出来るか?

そればかりを考えて行動している人

要領だけの賢さは本当に賢い人だと思いたくないよね





優しさと優柔不断って紙一重かも知れないね


優しさって定義は難しい
それは自分の評価ではなくて他人がする評価だから

ある人にとっては優しいと思える事も
別な人には優柔不断と映る事があるよね

例えば

「食事何処に行く?」

「うん、お前が食べたい物で良いよ」

相手の好きなモノに合わせようとする優しさも
相手によっては自分では決められない優柔不断と映る





愛する事と憎む事って紙一重かも知れないね


何故なら
どうでも良い相手なら
愛する事も憎む事も無いはずだし

例えば

裏切られて傷付くのも
それだけ信じていたからだしね

重ねた情が深ければ深いほど
振れた針の反動は大きくて
憎しみのバロメーターも大きくなる

つまり
心底憎んでしまう相手と言うのは
本当に愛した人だけなのかも知れない




強引なのとワガママなのって紙一重かも知れないね


少しくらい強引でも筋がちゃんと通っていたら
それは立派なリーダーシップです

でも
それが自分のやりたい事だけ
自分の事だけしか考えていないとしたら
その強引さはただのワガママです

その境目は難しいけど
やはり確固たる信念を持っているかどうか?
相手に対して思いやりを持っているかどうか?
その辺になるんでしょうね





世の中には「紙一重」の事ってたくさんあります


どんなに相手の事を思ってした事でも
過ぎれば逆効果になったりします

何事も程々が良いと言うのは
十分分かってはいるつもりですが
紙切れ一枚の厚さが未だに良く分からない時もあります







































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