加点法と減点法









何か上手く行かなかったり
問題が起きると
すぐに他人のせいにする人がいます

そうかと思えば
一方では
何もかも自分のせいにしてしまう人がいます

本当は
何も自分だけを責める事はないのに



人間はどんなにしたって万能の神にはなれません

だから
何でも完璧にしようなんて思わない方が良いんです

また
それを相手に求めても仕方のない事なのです



確かに
それが仕事であれば
職務上の立場として
部下に100点を求める事もあるでしょう

中には
決して失敗が許されない仕事もあるでしょう


しかし
仕事であれ私生活であれ
人間っていつも完璧で居続けるのは難しいものです

むしろ
完璧じゃないからこそ
そこに向上心も生まれるし
努力をしようと言う気持ちも生まれます

そして
そこが一番大事なところだと思うのです



思うに

人間と言うのは
自分の欠点や弱さと
いつも向き合って
生きていかなければならないものなのでしょう


その意味で
人が人を評価する場合と言うのは

理想から現状を差し引く減点法じゃなくて

何も無いところから
自分もしくは相手の良いところを
1つ、1つ積み重ねていく加点法で考えるべきなのです


そうすれば
例え同じ70点でも
意味合いは全く違ったものになるはずです

その70点を他人がどう評価するかは分かりません

しかし
自分が納得出来る70点なら
それで良いじゃないですか










































inserted by FC2 system