マ ダ ム と イ ヴ




喜劇は突然訪れる

何の前触れも無しに・・・



夕食後の団らん
テレビを見ている時にそれは起こった


次女が放った衝撃(笑劇?)のひと言

「ねぇ、マダムとイヴが食べたのはリンゴだっけ?」


長女
「リンゴだけどさぁ〜
   
本当は禁断の実とか
   
善悪の知識の木の実とか言われてるけど
   
聖書には何の実か書いてないんだよね?」

私 「いや、ちょっと待て! その前だ」

長女
「何が? 私、間違ってる?」

私 「違う、お前じゃない
   次女、もう1回言ってくれるかい?」

次女
「何が?」

私 「だから、ほれっ
   リンゴを食べた人って誰だっけ?」

次女
「マダムとイヴでしょ?」

長女
「???」

私 「あれっ? 長女、問題無しかい?」

長女
「何が?」

私 「マダムとイヴ」

次女
「えー? 違うの?」

長女
「あーっ!?
   
お前〜 マダムとイヴなら二人とも女じゃん!」

次女
「そうなの?」

長女
「そうだよ
   
それだったら結婚出来無いじゃん」

次女
「何で?
   
前にテレビでアメリカの何処かの州で
   
男同士の結婚が出来るようになったって言ってたよ
   
だったら、女同士でも出来るんじゃない?」

長女
「だから、そうじゃなくてさ〜
   
子供産めないじゃん」

次女
「だって、結婚が出来れば良いんじゃないの?」

長女
「それはさ〜」

私 「はい、ストップ!
   その話はしたら長くなるからね
   また今度と言う事で」


変なところでちょっと冷や汗の私

テレビを良く見ているせいか
ワイドショーネタには
親よりも詳しい耳年増の小5の次女

とは言え
はたして何処まで解っているのか
知りたいような知りたくないような私(笑)

結婚→子供(出産)

女の子相手だと
この辺の質問攻めにあった日には
どうも答え難いですからね〜


次女
「じゃ、何て言うのさ?」


おっと
話は元に戻ったようでホッとしたりして


長女
「アダムとイヴだよ」

次女
「アダム? 同じようなもんじゃん」

長女
「お前ね〜
   
アダムとマダムじゃ明らかに違うだろ!」

次女
「したら、マダムって何?」

長女
「マダムってさ、歳を取った女の人だよ」

私 「別に年は取ってても取ってなくても
   結婚をしてればマダムで良いんだよ
   つまり”奥さん”って事だな」

次女
「じゃ、イヴは?」

私 「イヴは女の人の名前だよ」

次女
「じゃ、不倫?」

私 「何だそれ?」

次女
「だって、奥さんと独身の女の人でしょ?」

私 「何が?」

次女
「だから、マダムとイヴってさ〜」

私 「だから〜 それは間違いなんだって」

長女
「バカだなぁ〜
   
だから、正解はアダムとイヴなの!
   
それをお前がマダムとイヴなんて言うから
   
話がややこしくなるんじゃん」

次女
「ややこしくないもん」

私 「まぁ、まぁ、
   キミが言ってもこれを読んでいる人には
   説得力無いと思うけど・・・」

長女
「これを読んでる人ってどう言う事?」

私 「あっ(しまった!)
   いや、べ・・別に他意は無いんだけどさ
   お前も良く言い方を間違えるじゃん?」

長女
「お父さん!
   
もしかして、また書いてない?」

私 「なっ、何が?(冷や汗)」

長女
「ブログに書いてるしょ?
   
私の事を何て書いてるの?」

私 「い、いや
   そんなには・・・書いてないよ」

長女
「そんなに?」

次女
「何? 何の話?」

私 「マダムとイヴの話だろ?」

長女
「お父さん!」



はいはい
もちろん、今夜も書かせてもらっていますよ

まぁ〜
今回は主役がキミ(長女)じゃないのが
ちょっと意外だったけどね(笑)

までも
あの長女にして
この次女在り

ん〜 いったい誰の血を引いてるんだろう? f(^-^;





























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