身の毛もよだつ<ゾーッ>とする話!?







日本全国、夏真っ盛りです

猛暑日だの、熱帯夜だと言うニュースを観る度に
北海道に生まれて良かったと思います

本州人でさえ
熱射病や脱水症状になるって言うんですから
そんな所に行った日にゃ
私ら北海道人は
数時間そこに居ただけで
きっと融けたアイス状態になってしまうでしょう

ともあれ

みなさん
お体には十分注意をしてくださいね



さてさて

夏と言えば、海水浴に夏祭り、あ〜んど花火

そして、何より怪談話ですか?

(何と言うわざとらしく唐突な展開?(笑))


節電が声高に叫ばれているこの夏です

電力会社の陰謀だなんて話しも
まことしやかにありますが
節電をしたら電気料金も抑えられるのですから
まぁ、無理をしない程度に
節電をするのが良いのかも知れません

そこで

日本古来からの打ち水に風鈴なんてのも
情緒があって良いのですが

エアコンを入れないでも涼しくなるには
やっぱり怪談話でしょうか?

(どうしても、そこに話を持っていきたいらしい)


とは言うものの

真夜中に独りで『YOU TUBE』を開いて
稲川淳二さんの怪談話を観る勇気の無い方は
ぜひ、こちらを読んで涼んでいただければ・・・と?



みなさんも一度や二度や三度くらいは
身の毛もよだつような
ゾーっとした体験はありませんか?


えっ? 無いですって???

な、なら! 旋律の恐怖は?


あれっ?

旋律の恐怖って・・・私の歌うカラオケ???

いやいや!
ドラえもんに出てくる
ジャイアンの歌じゃないんですから!

しつれーな! プンプン!!


そうじゃなくって
戦慄の恐怖ですよぉぉぉ・・・ぐふふ



まぁ、それはともかく(笑)


以前ここで
私の体験した「かいだん」話を書いた事があります

”暗闇の中
 猫の目がランランと光っていた・・・”

と、言う真夜中の我が家の”階段”の話ですが(笑)


まぁ、私なんかは霊感も冷涼感も無くて
むしろ暑苦しいとさえ言われる始末ですが

それはともかく
世の中には霊感の強い人っていますよね


私の友人にも霊感の強い奴がいまして

郊外をドライブしていたら
「何だか気分が重たい・・・」
と、急に蒼い顔をして言い出しまして
後で調べてみたら
その辺りは昔
強制労働者がたくさん死んだ場所だったとか

自宅のある場所に
「”何か”がいる」とずっと感じていて
ある日、霊媒師さんに来てもらったら
その霊媒師さんが部屋に入るなり
その”感じる”場所を指差して

「ここですね?」

「やっぱり?」

とか・・・


見える人にはやはり見えるんですね?


ちなみに

霊感かどうかは分かりませんが
小さな子供ほど”見える”らしくて

きっと
それだけ心が純真だって言う事なんでしょう

私の母が病院で亡くなったその時間
姪っ子は自宅にいたのですが

従姉(その子の母親)が「どうしたの?」と訊くと

「今、おばちゃんが来てたよ。
 なんか、笑ってた」

と、言ったのだとか

姪っ子がまだ幼稚園くらいだった頃で
もちろん
私の母親の容態なんか知るよしもありません

私が従姉からその事を聞かされたのは
母の通夜の時でした

母は私の所には一度も来てくれないくせに

(私が気が付かないだけかな?)

孫のように可愛がっていた姪っ子の所には
最期に会いに行ったのかも知れません


ん!?

誰ですか?

「夢乃はもう純真じゃないからじゃないの?」

なんて、言ってるのは???


私ですか?

もちろん、今でも純真そのものじゃないですか!

良く、純真が服を着て歩いているなんて・・・

へぇ、へぇ、誰も言ってませんが・・・何か?(笑)



私は霊感は無いんですが

実は・・・見えるのは見えるんです

見えると言うより
ちょっとした変化にもけっこう気が付く方なんです

それは物であろうと、相手であろうと

相手のちょっとした仕草の変化とか
何かを言いたいけど言えないでいるんだなとか

相手がトボケたり誤魔化している事だとかもね

相手は気付かれていないと思ってるかも知れませんが
けっこう、気が付いていて黙っている事が多いのです

もちろん、言って上げたい相手なら
ちゃんと声はかけますけどね


ところが
人間って不思議なもので
相手の事なら気が付くのに
自分の事となると案外サッパリなもんですね


私が体験したゾーっとした話

それは・・・


ある日
携帯を家に置き忘れたまま出社をしまして

仕事が終わって帰宅した夜
ダイニングテーブルに置いていた携帯の位置が
微妙な角度で変わっていました

しかも、メールの着信を知らせる青い点滅

いったい誰から?

い、いや、それはともかく(笑)


携帯の中には・・・


何も言わない妻

私がダイニングの隅から
居間にいる妻をチラ見しても
知らん顔でテレビを見ながらガハガハ笑っています


果たして?
妻は携帯を見たのだろうか?

それとも、
テーブルを片付けた時にでも
偶然、携帯に触れて位置が変わっただけ?


いったい・・

妻の反撃はあるのか?

あるとしたら、それはいつ?

どのタイミングで???


しかし
妻はいつまで経っても
一向にそんな素振りひとつ見せません

それが逆に怖い!?


私は思わずゾーっとしました


ま、まぁ・・・

私の携帯には
簡単に見えるような形では
秘密なんて何も入ってはいないので
妻に攻撃される心配なんて
何も・・・無い・・・んです・・・けどね



えっ!?

な、なんだ?

こ、こ、この・・・背筋が凍る感じは?


ゾクゾクゾクッ!?


私は思わず後ろを振り返りました


そこには・・・

いつになく妙に不気味な程ニコニコ笑顔の妻


ニヤッと笑うと
不気味な程の猫撫で声で私にこう言いました

「ねぇ、コーヒー入れる?」

<ギャーーーーーーーーーーー!!!>

「ん? あれっ???」












































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