ポジティブシンカー







そろそろ受験シーズンも終盤戦でしょうか?

受験生をお持ちのみなさま
本当に長い間、お疲れさまでした!


幸い?
我が家は長女と次女が6歳離れているので
今年と来年は受験とは縁がありません

まぁ、どうせいつか来ちゃうなら
とっとと終わらせたいものですが
日本には飛び級制度も無いし
次女にはそんな頭脳も無いし?(笑)



受験と言えば
「滑る」「落ちる」は禁句ですね

ご家族のみなさんも
何気なく話す言葉にもさぞや神経を使われた事でしょう


「おっと
 手が滑っ・・・スベスベで良かったわぁ〜(汗)」

「こらこら。お前、又ご飯粒が落ち・・・
 オホン、落ち着いて食べなさい(汗)」

「ねぇ、お母さん。聞いて、聞いて!
 今日ね、学校帰りに雪の上で滑って転ん・・・
 隣のコロが笑ってた(汗)」


何のこっちゃ?

って、感じですが
ホント、大変ですよね〜


ところが
いる所にはいるもんです

ポジティブシンカーさんに訊いてみましょう


ねぇ? 受験生の前で「滑る」はマズいよね?

「何が? そんなの全然だよ。
 滑べるのは滑り込めるって事じゃん?」


ほぉ、なるほどね
でも、さすがに「落ちる」はマズいよね?
受験生に「落ちる」は生々し過ぎるしょ?

「別に。『憑き物を落とす』って言うじゃん?
 今までの苦労がキレイサッパリ落ちるって
 逆に合格間違い無しなんじゃないの?」


でも、「落とし穴にハマる」とかあるじゃない?

「それはね。
 言葉を変えたらピタッとハマるって事なんだから
 それの何処が悪いの?
 むしろ、ピッタンコでしょ?」



ん〜 確かに、言う通りですね



『四つ葉のクローバー』なんかも

「滅多に無いモノが見つかったんだから幸運」

と、言う人もいれば逆に

「滅多に無いモノが見つかるなんて不吉」

そう言う人もいます

いったい、四つ葉のクローバーさんは
どうしたら良いのでしょ?(笑)


まぁ〜
ようは考え方ひとつって事ですね


「車が大破するような大きな事故に遭ったけど
 自分は
 足の骨折くらいで済んだなんて不幸中の幸い」

そう思えたら
骨折くらい何でもありませんよね

これが「骨折してしまった」
なんて落ち込んでいたら
いつまでも治るものも治りません



”時折り人は
 運命を避けようとして選んだ道で運命に出会う”

そんな言葉があります


「あんなに愛していた人にフラれて
 死ぬほど落ち込んでいたけど
 そのお陰で
 今はこうして君と幸せでいられるんだ」


「第一志望校の受験には失敗したけど
 でも、それがあったら
 渋々通っていた学校で一生涯の親友に巡り会えた」


「マラソン大会で躓いて転んでしまったけど
 そのお陰で道端に咲いている花に気が付けた」


「健康診断で癌が見つかってショックだったけど
 早期に発見出来たから今は完治して元気になった」


人生は決して平坦な道ばかりではありません

でも、考え方ひとつで
不運を幸運に変える事が出来ます

そのひとつの方法は現状を受け入れると言う事


私の場合
2006年の11月にリストラを宣告され
12月末で会社を退職しました

暮れの押し迫った年末にです

私はその時、48歳

しかも、その当時
長女は中学生、次女はまだ小学生でした

家のローン、車のローンもありました

先の見通しだけが何もありませんでした


普通に考えると
その歳ではまともな求人はありません

実際、ハローワークで探しても
あるのは「契約」「日雇い」「期間限定」


そんな現実の中にいましたが
不思議と落ち込みはしませんでした

もちろん、全く不安が無かったのか?
と、訊かれたら・・・それはね

でも
ノーテンキな妄想族の強さでしょうかね?(笑)

ずっと「何とかなるさ」って思ってたんです


まぁ、私を見る内の奴の冷ややかな視線は
鋭い刃のように
いつも私の心に突き刺さってましたけどね(笑)

先を考えると当たり前と言えば当たり前ですが
そんなこんなで家の中もギクシャクはしていたけど
それより何より
娘達の前では何事も無かったようなフリをしていて
それだけが少し心苦しかったかな

でも、その時に考えた事は

「これで仕事がすぐに決まったら
 この先はもう
 こんなに長い時間ヒマがあるなんて無いだろうから
 これはチャンスじゃない?
 良し、この際
 今まで書き溜めた作品と新作を何編か書き足して
 ホームページにまとめよう!」


結果、翌2月の末には
縁があって
(ちゃんと試験と面接を受けましたよ(笑))
今の会社に就職が決まりました

年収はむしろ少し良くなり
仕事のボリュームは前職の1/3程度

休みも好きなように取れるし
残業をしたら残業代もつきます

(意外とこう言う会社は少ない)


後日談ですが

私をリストラした会社(メーカー)は
その半年後に東証一部上場を廃止し
業界最大手の会社に吸収されました

多分、そこまでいてリストラされていたら
私の時よりは退職の条件も悪かっただろうと思います

何より
今の会社の募集には間に合っていないので
私は今、ここにはいなかったかも知れません



何が幸いになるか
何が禍になるか
それは誰にも解りません

解らない事をいつまでも悩んでいても仕方ないですね

”良い意味での開き直り”

それが現状を受け入れると言う事なんでしょう


起きてしまった事

それは仕方が無い事です
例え、自分が招いた事だったとしてもね

むしろ、そんな時こそ
ポジティブシンカーになりましょう

でも、無責任はダメですよ
投げ出すのはもっとダメです

諦めるのは最もやってはいけない事です

それさえしなきゃ
誰でもポジティブシンカーになれるんです










































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