政権与党と万年野党の相対関係

*ほぼ政治の話ではありません(笑)









「俺は家では野党だ。
 何だかんだと言っても政権は与党が握っている」

リリーフランキーと深津絵里さんの
こんなCMがありますが

まぁ、世間一般?

家庭内での
夫と妻の立場関係を良く表しているフレーズですよね

もっとも
このCMにおける場合は
夫の妻への愛情が良く感じ取れる内容で
私はけっこう、この雰囲気が好きです

無い物ねだりですか?(笑)



特に給料が銀行振り込みになって以来
家庭内における夫の立場は
ますます弱くなっているような気がします


子供の目から見ると


・お金をくれる人=銀行のATM

・おやつを買ってくれる人=お母さん

・ご飯を作ってくれる人=お母さん

・掃除、洗濯をしてくれる人=お母さん

・参観日に来てくれる人=お母さん

・お小遣いをくれる人=お母さん

・おもちゃを買ってくれる人=おばあちゃん


あれっ?

何処にも「お父さん」が出てくる余地がありませんか?


あっ、そうそう!

ありました、ありました!


・家でグータラしている人=お父さん

・たまに遊んでくれる人=お父さん

・出張に行ったらお土産を買って来てくれる人=お父さん


でも、これじゃね〜
子供の目にはお父さんの存在感は薄くなる一方

道理で世のお父さん族の髪の毛も薄くなる訳です

あっ、私の事じゃありませんよ
念の為(笑)



「大臣! 景気浮揚策(交友費)として
 ぜひ、私の歳費(小遣い)に大幅な財政出動をしてください!」

「赤字国債(借金・ローン)を
 これ以上発行する訳にはいかないので
 今以上の財政出動は出来ません!」

「大臣! そこを何とか!
 埋蔵金(へそくり)が存在すると言う噂もあります」

「そんなもの・・・存在しません。
 (ってか、野党の為の埋蔵金じゃないし・・・ボソッ)」

「大臣! 大蔵大臣の問責決議を発動します!」

「だからって、貴方に任せたら我が国(家)は破綻です。
 無い袖は誰にも振れません」

「大臣! 財政赤字になるのは
 大蔵大臣の職務怠慢ではありませんか?」

「意義有り!
 このバランスシート(家計簿)を見てください。
 これの何処に財政出動の余裕があるでしょうか?
 そもそも収入自体が減っているんですよ」

「大臣! 問題のすり替えです!」

「却下します(キッパリ)」



何だか、国会でも家庭でも
同じような事をやっていますよね

ひとつだけ違うとしたら
そう、例えば・・・

与党と野党の間の対立点は党利党略ですが
家庭の場合には利害関係は本来一致しているはずです


@ 旦那の小遣いを上げる

    ↓

A 旦那はやる気をだして頑張る

    ↓

B 頑張れば収入が増える

    ↓

C 収入が増えたら家計は楽になる

    ↓

D 生活が潤う

    ↓

E 家族が笑顔になる

    ↓

F ますます旦那はやる気になる


ところが近年
B以降が必ずしもそうはなっていないですね

むしろ
頑張っても、やれ増税だとか、やれ控除の廃止だとかで
実質、収入は目減りしているのが現状でしょう

まして最近では給料自体が減給だとか
ボーナスが大幅ダウン
若しくは、全く出ない会社もあると言う話も聞きますが
やはり生活自体に余裕がないと
家族の笑顔どころか
お互いに愚痴がでたり、文句を言い合ったり
ギスギスした関係になってしまいがちですね

生活するには何につけお金がかかります

子供にかかるお金はもちろんですが
他にも社会生活をしていると
反故に出来ない付き合いだって多々あります

残念ながらではありますが
単純に愛情だけでは成り立たないのです


でも、いや
だからこそ・・・かな?


政治における与党と野党の対決には無縁なもの
つまり、「思いやり」が家庭には大切なんですよね


時々でも良いのですが
相手からの思いやりが少し見えるだけで
「よし、頑張らなきゃ!」って思いますよね?

(って、誰に同意を求めてるんだか?(笑))


まぁ、「お互いに」と言う言葉を足しておきましょう

これも思いやりですよね?(笑)


あんまり相手をがんじがらめにしちゃうと
そのうち
友好的な「第三極」が登場したりするかも知れませんよ

そうなったって知〜〜〜らない!

(って、誰に向って脅してるんだか?(笑))


ともかく

今年もまだまだ与党と野党のせめぎ合いは続くのでしょうが
総論賛成・各論反対ばかりにならない事を祈ります

ましてや、反対の為の反対は止めましょ!

そう、世界平和は隣人への愛から始まるのですから

ねっ? ねっ? でしょ?

(だから、誰に向って言ってるの?(笑))







































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