大 器 晩 成
新聞を読んでいると
ふと占い欄に目が止まった
“10月生まれ。大器晩成型のあなたは・・・”
53歳を迎えた今更
占いで大器晩成と言われてもね〜
そう言えば、昔から良く言われました
「お前は大器晩成型だから
何でもコツコツと一生懸命にやりなさい」
親や先生は
いったい私の何をみて大器晩成なんて言ったんだろう?
で・・・
いったい、その晩成の”晩”っていつの事なの?
そもそも”大器晩成”とは・・・?
出典は『老子』の41章
{ 大方無隅、大器晩成 }
”鐘や鼎(カナエ)のような大きな器は
簡単には出来上がらず
完成するまでに時間がかかる”
と、言うところから
晩年に成功を収めた人や
将来への期待を込めて励ます時に使う
しかし、別な解釈では
”無限に大きい器は完成には至らない”
と、言う事もあるのだとか・・・
ん〜 そしたら
私が言われていたのはどっちの意味?
・・・ うーん
何だか
微妙な空気感を感じているのは私だけだろうか?(笑)
どっちにしても
私は今をまだ”晩年”とは思っていないのだから
事を成すのも“これから”と言う事か?
そう!
人生はまだまだこれからが本番!!
私が晩成するまでに時間はまだある・・・はず
そう信じて励めば良いと言う事なんだろう
そう信じていれば幸せでいれるって事なんだろう
例え、死ぬまで完成には至らなくても・・・?