路 傍 に て





Words by 風雅



浜辺に打ち寄せる波に逆らう事もなく
丸く変わっていく小石のように生きていくつもりなのか
季節が変わっていくように 時が流れていくように
なんだか 変わっていくお前が僕には寂しすぎるよ



誰もが悲しくて生きていく事さえも
時には忘れてしまいたくなって朝を待てない夜もある
愛さえ信じられないとつぶやくお前がとても
なんだか らしくもなくて僕には寂しすぎるよ



お前のそんな顔 僕は見たくもないさ
夢を語り合った昔のようには戻れるはずもないけれど
大空渡り鳥たちは死ぬまで旅を続けるだろう
たとえば 嵐の中でも休める翼はない



僕らの旅はまだ途中 歩き続ける今ならば
たとえ路傍に倒れても もう一度立ち上がれ

僕らの旅はまだ途中 歩き続ける今だから
何処までも続くこの路を 何処までも ただ歩くだけ























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