365日






ふと思い出せば

ここまでどうやって生きてきたのだろう

いくつもの後悔を踏み台にして

それでも生きてきたのは何故?



追われるだけの

毎日の中で自分と向き合う余裕もなくて

言葉はいつでも誰かのもので

夢はいつでも誰かが叶えるもので



365日を後、何回数えたら

ボクはボクになれるのだろう?





キミが見てた未来は

ボクが見ていた向こうにあったね

幸せの意味も哀しみの意味も

あの時のキミが教えてくれた



想い出すのはいつも

哀しいくらい精一杯作ったキミの笑顔

いっそ泣きじゃくったままで

ボクを責めてくれたら良かったのに



365日を後、何回数えたら

キミはボクを許せるだろう?






生きている事が

ただ当たり前になり過ぎていたから

通り過ぎる季節にも気づかずに

標もいつか見失っていたかも知れない



ありふれた毎日が

幸せなのか不幸せなのか考えていた

でも答えはいつも見つからない

確かなモノなど何もないのだから でも



365日の景色を添えて

明日はまたやってくるだろう



365日の想いがいつか

背中を押す風になる



































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