雨上がりの空
雨上がりの街
おろしたての白いスニーカー
履いて外に飛び出した
雲の切れ間に
夏色の青い空と
風が運んだ君の想い出
水溜りを避けながら
歩くアスファルトの舗道
心は今何処にあるの?
あの日二人で
見上げた空も
今は他人の顔をしてる
「さよなら」そう呟いて
空に向って投げ上げた
虹の放物線 キラリ光って
飲み干した空き缶のように
簡単に捨てられたら
きっと心は楽だよね
雨上がりの街
おろしたての白いスニーカー
避けたつもりの水溜りを踏んだ
後悔はどっち?
思わず答えに詰まって
苦笑いの空を見た