青 空
いつも足元ばかり気にしていたから
気付かなかったよ
こんなにも空が青いなんて
少しのつもりで張っていた意地を
引っ込めるタイミングを逃したら
僕の一番嫌いな自分になっていた
でも
なんか、もう良いかな
つまらないプライドなんてどうでもね
他人と比べる物差しの目盛りは
見方ひとつで違った幅になる
そんな曖昧なものに僕は縛られていたのかな?
もう
振り回されるのはごめんだよ
僕は僕の思う僕でいたいと思う
知らない間に季節は変わってた
そんな風に周りを眺める余裕もなくて
僕はいつも足元ばかり気にしてた
だから
ちっとも気付かなかったよ
こんなにも見上げた空が青いなんて