迷 宮
心の中で思っていることが
いつか形になるとしたら
それは最良の形か最悪の形になるに違いない
もし
それが平凡な形でしかなかったら
きっと
自分自身に失望するだろう
諦めることも出来ない
人間は自分で思うほど
そう、利口な生き物ではないのかも知れない
もし
それでも、もし願い続けるのなら
多分
何処かで妥協するしかない
何も望まずに生きることが
もしかしたら正解なのだろうか?
あるがままの形で、あるがままを受け入れる
もし
それが出来たとしても
きっと
良い人生だったとは思わないだろう
暗闇を手探りで歩く時
つまづくことで気がつくこともある
目に見えるモノはいつも正しいのだろうか?
もし
それが真実だったとしても
それが
人生の全てではないと信じたい