夏の終わり 〜Heart Warm ver.〜
窓を開けたら射し込む陽射し
少し優しく感じたのは
過ぎ行く季節のせい?
あなたは読みかけの文庫本
開いたままでまどろむ
幼い子供のように
緩やかに流れる時間
それを人は幸せと呼ぶのかな?
何も特別な事も無いけど
何も悲しい事も無い
ありきたりの毎日を
ただ、あなたと過ごす
陽に焼けた腕の火照りもいつか
忘れてしまうけど
この想いは忘れたくない
時がいくつ流れ過ぎても
迎える季節はいつも
あなたと一緒でいたい
穏やかに優しさに包まれる
それを人は愛と呼ぶのかな?
昨日までのざわめきが
今日は静けさに変わる
夏の終わり見送りながら
今日もあなたと生きる