想い出の寿命
あれからもう
どれだけの月日が経っただろう
それなのに
想い出すと今でも辛くなる
楽しい事はたくさんあった
想い出もたくさん作った
二人のアルバムは三冊になった
悲しみはたったひとつだったはずのに
そのたったひとつの悲しみが
たくさんの楽しい想い出を悲しみに変えた
それが別れ
どんなに言葉を変えても
どれだけ言い訳の言葉を並べても
悪いのはボク
キミの精一杯の勇気に応えられなかった罪が
今も後悔を生み続ける
人の命に寿命があるように
想い出にも寿命はあるのだろうか
償えない想い出には寿命などないのだろうか